インドネシア・サヴ島の総手紡ぎ総自然色イカット古布(C) [42294871]
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インドネシア・サヴ島の総手紡ぎ総自然色イカット古布(C)バリ島のずっと東、小スンダ列島の一角に浮かぶサヴ(Savu)島は、インドネシア最南端のロテ島の西方に位置します。1万7千を数える島嶼国家インドネシアの中でも、ここを訪れる観光客は極めて少なく、まさしく“知られざる世界”の一つです。しかし、サヴ島には、近隣諸島、例えば、ロテ島、スンバ島、ティモール島、アロール島、そしてフローレス島などと比べても、優るとも劣らぬ、素晴らしいイカット(絣織り)文化が息づいています。例えば、ここに紹介しますイカットの古布が、サヴ島の輝かしいイカット文化を証明しています。
手紡ぎの糸(横糸)、そして一部紡績糸(縦糸)から手織りされたものです。染色は全て天然自然色です。筒状になっていて、サイズは、長さが約159cm、幅が約54cm。尚、推定で60-70年の古布ですがコンディションは良好です。
尚、サヴ島のイカット文化については、「Ikats of Savu: Women Weaving Histrory in Eastern Indonesia」(White Lotus社、2001年刊。フランス人女性学者Genevieve Duggan著)を参照することをお奨めいたします。
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インドネシア・サヴ島の総手紡ぎ総自然色イカット古布(C)
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