[書籍] 旧約における超越と象徴 増補新装版 解釈学的経験の系譜【送料無料】(キュウヤクニオケルチョウエツトショウチョウ ゾウホシンソウバン) [4329710]
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9 以上お買い上げで送料無料です。ジャンル:書籍
出版社:東京大学出版会
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解説:象徴としての旧約テクストの解釈を通して,超越の顕現する時処を問う.神がいつ,どこに現われるかの象徴分析から,代贖思想の成立にいたる旧約思想を解明.ヘブライ語原典の本文批判に出発し,その倫理学的な根拠づけを試みる.英訳によって国際的評価も高い初版をめぐる,国内外の論評22篇を参看しつつ,ダイナミックな応答と考察を展開した「増補版研究ノート」を追補.【日本学士院賞/和辻哲郎賞受賞】
序 説
第一章 十戒の旧約学的解釈と倫理学的根拠づけ
一 第六戒から第九戒をめぐって
ニ 第六戒から第九戒の根拠づけの試み カントから和辻へ
三 第六戒から第九戒の根拠づけ再考 和辻説への疑問
四 第一戒から第四戒をめぐって
五 第五戒と第十戒をめぐって
六 問題の所在
七 倫理的命法の旧約的根拠づけ
第二章 ニヒリストとしてのコーヘレス
一 研究の現況と課題
ニ ニヒリズムの概念規定 ニーチェ,ハイデッガーに依拠しつつ
三 ニヒリスト・コーヘレス
四 ニヒリズムの想点から見たコーヘレスの思想
五 要約と展望
第三章 ダビデにおける罪と赦し,そして償い サムエル記下一二章と詩篇五一篇を中心に
緒論 ヘブライ・ギリシア歴史理解の比較をめぐって
一 波多野説瞥見
ニ コリングウッド説瞥見
三 中間考察
四 波多野説再検討 トゥキュディデスは反証とならないか
五 コリングウッド説再検討 ダビデ王位継承史は反証とならないか
六 暫定的結論と展望
I サムエル記一二章の場合
一 ヘブライ的正統的解釈 ヘルツベルク説紹介
ニ ギリシア的異端的解釈 試論
II 詩篇五一篇の場合
一 詩篇五一篇試訳
ニ ギリシア的理解に基づくいくつかの疑問
三 グールダー説紹介
四 グールダー説検討
五 詩篇五一篇私解 象徴の解釈学的試論
六 結び 解釈の葛藤を経て
第四章 アダム神話の象徴論的解釈
一 リクールのアダム神話解釈
ニ アダム神話の私訳と註釈
三 アダム神話私解
四 終わりに
第五章 第二イザヤ書における代贖思想の成立 編集史的考察
I 苦難の神義論をめぐって
一 ヴェーバーの苦難の神義論をめぐる問題定位
ニ 編集史的仮説の呈示
三 編集各層における救済理解の位相
四 編集各層における罪理解の位相
五 編集各層における普遍主義の位相(抄)
六 編集史的仮説の修補 結論I
七 苦難の神義論再考 結論II
II 代贖をめぐって
一 第(四)詩の僕像をめぐる研究史の批判的瞥見
ニ 問題の所在
三 第(四)の僕の詩編集史試論
四 代贖再考 本書全体の結びに
五 二つの補論
増補版研究ノート 論評と応答 四半世紀の影響作用史を顧みて
プロローグ
第一章 本書論評史の瞥見
I 書評
II 論及
III 選評
第二章 論評への応答の試み
I 関根正雄氏へ
II アダム神話解釈をめぐって
III 中川久定氏へ
IV 泉治典氏へ
V 今道友信氏へ
VI 再び今道氏へ 新約聖書の代贖をめぐって
VII 再び泉氏へ,そして小林孝吉氏へ 新約聖書の再臨をめぐって
VIII 歴史学的解釈と哲学的解釈の相補性
エピローグ
増補版後書き
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出版社:東京大学出版会
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解説:象徴としての旧約テクストの解釈を通して,超越の顕現する時処を問う.神がいつ,どこに現われるかの象徴分析から,代贖思想の成立にいたる旧約思想を解明.ヘブライ語原典の本文批判に出発し,その倫理学的な根拠づけを試みる.英訳によって国際的評価も高い初版をめぐる,国内外の論評22篇を参看しつつ,ダイナミックな応答と考察を展開した「増補版研究ノート」を追補.【日本学士院賞/和辻哲郎賞受賞】
序 説
第一章 十戒の旧約学的解釈と倫理学的根拠づけ
一 第六戒から第九戒をめぐって
ニ 第六戒から第九戒の根拠づけの試み カントから和辻へ
三 第六戒から第九戒の根拠づけ再考 和辻説への疑問
四 第一戒から第四戒をめぐって
五 第五戒と第十戒をめぐって
六 問題の所在
七 倫理的命法の旧約的根拠づけ
第二章 ニヒリストとしてのコーヘレス
一 研究の現況と課題
ニ ニヒリズムの概念規定 ニーチェ,ハイデッガーに依拠しつつ
三 ニヒリスト・コーヘレス
四 ニヒリズムの想点から見たコーヘレスの思想
五 要約と展望
第三章 ダビデにおける罪と赦し,そして償い サムエル記下一二章と詩篇五一篇を中心に
緒論 ヘブライ・ギリシア歴史理解の比較をめぐって
一 波多野説瞥見
ニ コリングウッド説瞥見
三 中間考察
四 波多野説再検討 トゥキュディデスは反証とならないか
五 コリングウッド説再検討 ダビデ王位継承史は反証とならないか
六 暫定的結論と展望
I サムエル記一二章の場合
一 ヘブライ的正統的解釈 ヘルツベルク説紹介
ニ ギリシア的異端的解釈 試論
II 詩篇五一篇の場合
一 詩篇五一篇試訳
ニ ギリシア的理解に基づくいくつかの疑問
三 グールダー説紹介
四 グールダー説検討
五 詩篇五一篇私解 象徴の解釈学的試論
六 結び 解釈の葛藤を経て
第四章 アダム神話の象徴論的解釈
一 リクールのアダム神話解釈
ニ アダム神話の私訳と註釈
三 アダム神話私解
四 終わりに
第五章 第二イザヤ書における代贖思想の成立 編集史的考察
I 苦難の神義論をめぐって
一 ヴェーバーの苦難の神義論をめぐる問題定位
ニ 編集史的仮説の呈示
三 編集各層における救済理解の位相
四 編集各層における罪理解の位相
五 編集各層における普遍主義の位相(抄)
六 編集史的仮説の修補 結論I
七 苦難の神義論再考 結論II
II 代贖をめぐって
一 第(四)詩の僕像をめぐる研究史の批判的瞥見
ニ 問題の所在
三 第(四)の僕の詩編集史試論
四 代贖再考 本書全体の結びに
五 二つの補論
増補版研究ノート 論評と応答 四半世紀の影響作用史を顧みて
プロローグ
第一章 本書論評史の瞥見
I 書評
II 論及
III 選評
第二章 論評への応答の試み
I 関根正雄氏へ
II アダム神話解釈をめぐって
III 中川久定氏へ
IV 泉治典氏へ
V 今道友信氏へ
VI 再び今道氏へ 新約聖書の代贖をめぐって
VII 再び泉氏へ,そして小林孝吉氏へ 新約聖書の再臨をめぐって
VIII 歴史学的解釈と哲学的解釈の相補性
エピローグ
増補版後書き
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